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屋根の材質ってどんなものがあるの?
Material
屋根の種類によってメリットとデメリットがあります。
新しく屋根をリフォームしたいけど、屋根材のことがわからない⼈のために屋根の種類をおまとめいたしました。
屋根材の種類⼀覧
Type
⽇本⽡
粘土を使った焼きものの屋根材です。
日本固有の屋根材で、寺院やお城などにも使われている屋根材。
耐久性・耐火性能・耐熱性能に優れ、瓦一枚一枚が容易に取り外し可能な為、1枚でも割れていたら修理がしやすいです。
ですが、強風や揺れなどに弱く、自然災害には弱いとされています。
日本瓦のメリット
- 耐⽤年数が⻑い
- 断熱性が⾼い
- 結露しにくい
- 変⾊しにくい
- 遮⾳性が⾼い
- 塗装が不要
日本瓦のデメリット
- ⼯事費⽤が⾼い
- 重いため耐震強度が低下する
- 屋根漆喰などのメンテナンスが必要
セメント・コンクリート⽡
セメント・コンクリート⽡とは、セメントやコンクリートを材料にして作る⽡素材です。
デメリットが多いため近年では利⽤する住宅が減っています。
セメント・コンクリート瓦のメリット
- 断熱性が⾼い
- 防⾳性が⾼い
セメント・コンクリート瓦のデメリット
- 重いため耐震強度が低下する
- こまめな塗装が必要
- 現在ではほとんど⽣産されていない為、破損していても交換が不可能
- 経年劣化が進⾏すると⽔が吸い、割れ・カケなどの原因となる
化粧スレート
化粧スレートとは、セメントなどを材料として作る板状の屋根材です。
「スレート⽡」や「コロニアル」「カラーベスト」とも呼ばれます。軽量なので耐震に効果が有ると⼈気の屋根材となります。
化粧スレートのメリット
- ⼯事価格が安い
- ⽡よりも軽くて耐震性が⾼い
- デザイン性が優れた屋根材。
化粧スレートのデメリット
- 割れやすく⾬漏りしやすい
- 頻繁のメンテナンスが必要
- 2004年以前の商品はアスベストを含むおそれがある
- ⽑細管現象が発⽣しやすい
- 塗装時に縁切り作業が必要
トタン
トタンとは、亜鉛でメッキ加⼯した薄い鉄板素材です。
デメリットが多いため、近年では使⽤する住宅が減っています。
トタンのメリット
- ⼯事価格が安い
- 軽量で耐震性が⾼い
トタンのデメリット
- 耐⽤年数が⾮常に短い
- 錆びやすい
- 断熱性が低い
- 遮⾳性が低い
- 塗装が必要
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛、メッキ加⼯された鋼板素材です。
デザイン性が優れており、建築⼠さんに設計指定されるケースが多くなってきています。
ガルバリウム鋼板のメリット
- 軽量で耐震性が⾼い
- ⾦属素材としては錆びにくい
- 防⽔性が⾼い
- 安価で⼯事ができる「カバー⼯法」に最適
- 複雑な形状の屋根にも対応できる
- 耐久性能に優れている
ガルバリウム鋼板のデメリット
- キズが付きやすい
- 遮⾳性が低い
- 断熱性能が劣る
アスファルトシングル
アスファルトシングルとは、ガラスファイバーにアスファルトを染み込ませ、表⾯に⽯を吹き付けたシート状の屋根材です。
しかしケラバ部、棟、⾕部分はGL鋼板の収める事が多い屋根材となります。
アスファルトシングルのメリット
- 軽量で耐震性が⾼い
- 錆びない
- 割れない
- デザイン性が⾼い
- 複雑な形状の屋根にも対応できる
- 価格が安価
- 遮音性が良い
アスファルトシングルのデメリット
- 断熱性が低い
- 塗装が必要